SATCでキャリーのボーイフレンドだったミスタービッグと結婚したお嬢様キャラのナターシャ。

 

個性的で鮮やかな色をどんどん着こなすキャリーとは対照的に、髪の毛サラサラで品のいいクラッシックな装いの彼女は、いつも白いプレーンなドレスを着ている。

 

ミスタービッグが彼女を選んだ理由が、「頑固な自分には素直な女がいい」だと!

 

だいたいいい年した男(過去に1回離婚している)が年下でお嬢さんなら、結婚しても素直でいてくれると思うなんて笑える~

 

女ならはっきり断言できます!!

 

素直な女なんていない!

 

素直なふりをすることなら、ほとんどの女が若い時に好きな男の前で自然にできるだろう。

 

でも表面素直そうに見える女ほど中身は恐ろしく頑固だったり、ずる賢かったりするのだ。

 

実際ナターシャはずる賢くはなかった(どちらかというと頭が悪い)けれど、頑固だったことが、結婚後すぐ判明するのです。

 

Vol. 4 "右脳の恋、左脳の恋"で、偶然キャリーのボーイフレンド、エイダンが出店する家具の会場で、ビッグとナターシャ、キャリーとエイダンが再開するシーン。

 

ほんと甘えていて憎たらしい男、ビッグがキャリーに囁く。「家の中は、ベージュだらけ。ウンザリだ。結婚生活は破たんだ。」と。

 

白には清らか、純粋などの意味合いもありますが、人間の倫理感という意味もあるみたい。

 

ナターシャの纏う白には、なんとなくそんな感じがするし、茶と白の混色ベージュには"頑固"の意味がありそう。

 

その後、ミスタービッグとキャリーの浮気がばれて、ナターシャとビッグが離婚したあと、偶然キャリーがレストランで鉢合わせをしたとき、ナターシャはもう白は着ていない。薄いラベンダーのワンピースでなんとか自己回復しようとしている彼女のつらさが伝わってくる。

 

その後キャリーがナターシャと話し合いをしようと乗り込んでいったレストランで、彼女が新しい男と待ち合わせをしているときに着ていたワンピースは薄いピンク。

 

パールのネックレスをしていたところがまだビッグを引きずっている感じがしたが、(ビッグといるときいつもパールをしていた)でももう白はいらない!という雰囲気だった。

 

ナターシャと離婚後、ミスタービッグは自分のベッドルームをなんと深紅に塗り替えている。

 

寝室を赤にするなんて、安眠できないと感じる人も多いと思うが(赤い部屋は人間の脈拍数をあげると言われている)、ヨーロッパの若い子の部屋で壁が真赤なんていうのを見たことがある。

 

結局彼は無難で素直(だと思った)なベージュは物足りなくて、情熱と自己主張の赤を選んだということか?

 

ほんとにSATCは色で愛を語るのがうまい!

 

(2009年7月3日)